平成25年1月25日(No5881)   昭和の名横綱・大鵬逝く

昭和の名横綱・大鵬逝く

私の祖母は明治16年生まれで84歳まで生きた。祖父は86歳。明治の時代に亡くなった祖先たちは70歳台まで生きている。長生きの家系だ。その祖母だが昭和の名横綱・大鵬の熱狂的ファンだった。昭和35年、テレビを購入した。祖母 は足が萎えて終日テレビを見ていたが、プロレスの力道山より大鵬を応援した。昭和36年、祖母を広島場所に案内した。

 

当時は車いすのない時代だから、背負って移動することになる。祖母は小柄だった。旧広島体育館で熱狂した。祖母は祖父が死ぬまで82年もの長い間、一度もふるさとを出たことがなかった。そんな時代たった。最後の2年間、京都の西本願寺、厳島神社、大相撲広島場所、その3度だけ村から出た。祖父も戦死した父も私も、戦前から相撲が大好きだった。

 

大鵬は72歳、名横綱と言っても最後はあっけなかった。相撲の大きな時代が去ったような気がする。今年で3年連続して国技館で大相撲を観戦している。二階席の天井に近い壁に優勝額が32枚掲げてあるが。残念ながら日本人力士はいない。白鵬20枚、朝青龍5枚、日馬富士4枚、琴欧州、旭天鵬、把瑠都が各1枚。伸び盛りの力士が見当たらない寂しさ。

 

せめて名横綱だった双葉山、大鵬、栃錦、若乃花(初代)、貴乃花、北の海、千代の富士くらいは、永久掲額にしてもよいのではないか。かつての名横綱がいつも土俵を見守っている国技館を想像するだけでワクワクする。この秋、益田場所が開かれる。Mランドの小河会長に正面の一番前のかぶりつきをお願い中。生涯の記念として横綱と記念写真を撮りたい。

お問い合わせ

リフォームや不動産などのお問い合わせやお見積りに関して、小さなことでもご相談をお受けいたします。
Cafeふぉーらむこども食堂コケリウム、イベント参加のお申込みなど、なんでもお気軽にお問合せください。

LINEでかんたん!
お問い合わせ&ご連絡!
マルコシLINE公式アカウントからなんでもお気軽に
お問い合わせ&ご連絡をいただけます!
【無料】LINEで
お問い合わせはこちら