現場巡回リポート

高齢者家族の暮らし  ~平成25年2月7日(木)~

高齢者家族の暮らし

最初に訪問した現場は2ヵ月前にご主人を見送られたばかり、現役の58歳で胃がんを発見した。胃を三分の二切除し、抗がん剤を打ちながら仕事を続けていた。楽ではなかったと思うが、頑張りの要因は何だったのだろう。5年間の闘病生活の果て旅立たれた。昨年、浴室のリフォームをしたが、一時退院し入浴を楽しまれた。以って瞑すべし。

 

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今回は内装のリフォームで壁の塗り替え。左官の藤堂さんがポーズ。何かと後始末があり心穏やかとはいかないだろうが、やがて時が解決してくれる。元気になって欲しい。奥さんを癌で失われた現場にも回った。これからは娘さんと二人暮しになる。プライバシーに立ち入ることは好まないが、信頼を得なければ仕事に対応できない時代になった。

 

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現場に目新しいシートが掛けられた。「平成24年度最優秀業者賞」と銘打って、大工職・西岡さんの仕事姿がアップされている。道行く人の目を引くだろうが、功罪相半ばする。奥さんと懇談。広い畑の管理がしんどいという。高齢者には無理もない。サルもシカもひっきりなしに訪れるらしい。田舎も町も獣たちは生き場を求めて出没する。

 

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工事中の建物は若夫婦が同居してくれる。心強いことではないか。高齢化社会の進行で高齢者夫婦、あるいは高齢者独りの暮らしが増えている。条件を整えながら、せめて家族が一緒に暮らせる気運が生まれるよう望んでいる。広報活動を通して浸透を図りたいものだ。効果の程は分からないが取り組む価値はある。リフォームも業態が変わるとき。