平成25年3月21日(No5936)   鍵山秀三郎の美学

鍵山秀三郎の美学

旧知の亀井民治さんから表題の自著が贈られた。前作の「鍵山秀三郎の流儀」は故・石川元則さんから事情あって100冊購入した。亀井さんは鍵山秀三郎さんといつも行を共にされ、つぶさに日々を見ておられるだけに具体的で分かりやすい。その上、亀井さんは文筆家であり、着眼点や表現力には独特の才能を持っておられる。本を開いて一気に読んだ。

 

本文303㌻の秀作だ。取り上げられたエピソードや関わった人たちは、ほとんど「トイレ磨き」でご縁があった方々ばかり。平成8年に鍵山さんとご縁をいただいて17年を超えたが、懐かしさと同時に改めて鍵山さんの偉大さを思い知った。とかくこうしたエピソードには誇張が付きものだが、本書には一点の曇りもない。読まれたすべての人が納得される。

 

もしも鍵山さんとご縁がなかったらどんな人生を送っていただろうかと思うことがある。きっと「みっともないこと、はしたないこと、卑しくて浅ましいこと」の日々を過ごしていたに違いない。己が社会に害毒を流す存在であるとは気が付きもしなかっただろう。後期高齢者になったが、多くの素晴らしい人と出会いがあり続けている。根はすべて鍵山さん。

 

それなのにいつの間にかご縁のありがたさを忘れかけている。自分では謙虚に生きているつもりでも、いつの間にか対極の傲慢さが見え隠れしている。亀井さんの「鍵山美学」の本はそれを気付かせてくれた。感謝でいっぱいである。とりあえず10冊ほど注文させていただいた。まずは社員に読んで欲しいと願っている。きっと幸せな人生が約束される。

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