平成25年3月30日(No5945)   急ピッチで人口減に転じる

急ピッチで人口減に転じる

日本全体では一昨年から人口が減り始めているが、2020年以降、全都道府県で人口が減り始めると厚生労働省の人口問題研究所が発表した。全人口の占める高齢化率も、40年には全都道府県で30%を超えると言う。ただ事ではないが、いまさら歯止めを掛けるアイデアもない。ふるさとの高齢化率はとうに50㌫を超えている。その波は東京にまで及ぶ。

 

都道府県別で人口減少比が高いのは、秋田、青森、高知と続く。秋田の人口減は36,9㌫。市町村別では群馬県南牧村が71㌫減でもっとも高い。さらに奈良県川上村、群馬県神流れ町と続く。また10年から40年にかけて65歳以上人口が1,4倍になるのは、東京、千葉、埼玉、神奈川など。大都会にも高齢化の波が押し寄せてくる。日本は様変わりになる。

 

親子農業体験塾「竹の子学園」では創立10周年を迎えるが、この秋、記念誌を発行する計画を立てている。わがふるさとでは歴史に残る取り組みと評価されているが、同時に集落の過疎化、消滅化の記録も残したいと考えている。したがって人口動態の変遷には、並でない関心を寄せている。今年の1月、ふるさとの先輩・佐伯智弘氏に調査を依頼した。

 

同時に100年の歴史を持つ「宮崎神楽団」の盛衰も付したいと考えている。すでに恩師佐々木敢吾氏に協力し「ふるさとの伝承」を発刊しているが、現在の目から俯瞰した編集にしたい。2040年、即ち27年後は集落に人が住んでいるのか、どんな暮らしをしているのか、冷静に予測値もまとめるのも意義がある。人それぞれに役割があり、それを果たすのも生きた証だ。できれば後世の評価にたえる史書としたい。

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