平成25年8月26日(No6094)   東北の悲劇を忘れない

東北の悲劇を忘れない

2011年3月11日、東北地方に想像を絶する大震災が発生し、福島県の原発事故を誘発した。政府の稚拙な対応という人為的な要因も重なり、2年半を経過しても復興は遅々として進まない。とりわけ原発事故は終息するどころか、新たな要因も加わり安全への目途も立たない現実がある。ところが多くの人の心は東北の悲劇に対し、関心が薄くなっている。

 

最近ではボランティア活動への参加者も激減し、「東北の悲劇は他人事ではないが、自分のことではない」と風化しつつある。しかし、同じ人間として自分に出来ることで復興支援をする責任が課せられているのではないだろうか。今年もささやかな試みであるが「東日本大震災復興支援」と銘打って10月27日に3回目のチャリティイベントを計画している。

 

1回目は鍵山秀三郎さんに講演していただいた。2回目は生涯学習講座の常任講師である三島清一さん、入川実さん、小山正さん、半田和志さんによるカルテット講演会を開き、それぞれ成功した。3回目の今年はドキュメンタリー映画「小さな命の物語」上映と、NPO法人チーム福島の半田真仁理事長の講演がセット。東北に心を寄せて欲しいと願っている。

 

同時に全国の畏友にお願いし、チャリティのための善意商品の提供をお願いしている。入場料金とチャリティ販売代金のすべての収入を「日本を美しくする会」が実施しているボランティア活動のバスチャーター費用の一部として届けている。1年に1回のイベントであるが、一人でも多くの皆さんが東日本大震災復興支援に力を添えくだされば幸いである。

 

南相馬市の友人はふるさとに帰ることができず、仮住まいの福島市に永住を決意した。ご縁のある人たちの苦労に報いるためにも、応援をするのは日本人として当たり前だと思う

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