平成26年1月29日(No6250)   幹部(トップ)のいろいろ

幹部(トップ)のいろいろ

船井総研と双璧をなす「タナベ経営」でもセミナー講師を仰せつかったことがある。田辺昇一会長にごあいさつしたとき、長身の身体を直角に折り頭を上げられないのに困った経験がある。出来た人ほど腰が柔軟で頭が低い。礼儀正しいという印象が30年過ぎたいまでも強烈に残っている。そのご縁でメルマガのタナベマネージメントレターで学んでいる。

 

『企業に見られる幹部の傾向』が届けられた。分かりやすい解説だが、思い当たる節も多い。①汗部 プレイヤーとしての仕事比率が高い。②観部 自分の意見をはっきり言わない。③陥部 部下指導が出来ない。ミスを咎めては追い詰める。辞めさせる。特性として共感性・成就性が乏しいからコミュニケーションが取れない。部下が逃げ出す。人が育たない。

 

④甘部 自己に甘く、他人に厳しく、さらに原因他人論が多い。人や環境、お客さまのせいにして自分は悪くないと思っている。状況判断で目先の現象面だけ捉え、本質を理解するまでに至っていない。⑤奸部 感謝・謙虚・素直の気持ちが見られない。「〇〇が出来て当り前」の意識が高い。自分を基準に指導するため「出来なくて当り前」の気持ちが持てない。

 

企業は真の幹部がいなければ、ほどなく衰退する。部下は会社を潰さない。すべて汗部、観部、陥部、甘部、奸部のせいである。「真の幹部」に向けての改善ポイント。①自ら信念を持つ。②自らの役割りを再認識する。③日々の行動を変える。一度に変えるのは無理だろうから、自覚したら階段を上るように一歩一歩が望ましい。成果の実感は部下指導に繋がる。


いずれにしても会社の業績は上次第。社員の幸不幸も上次第。部下の未来を踏みにじる権限など誰も持っていない。部下を幸せにする、それが上に課せられた最大の仕事である。

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