平成26年10月23日(No6517)   緩すぎるクライマックスシリーズ制度

緩すぎるクライマックスシリーズ制度

今年のセ・リーグCSは下馬評の高かった巨人軍がまさかの四連敗で阪神が勝ち上がった。パ・リーグは最終戦までもつれ込み、やっと優勝球団のソフトバンクが勝ち名乗りをあげた。破れた日本ハムにも勝つチャンスがあっただけに、二位チームと三位チームが日本一を争うことも考えられた。そうなれば日本シリーズや日本一球団の価値は地に落ちる。

 

その意味でソフトバンクの一位進出は良かったし、何が何でも日本一になってもらわないとプロ野球の名誉を損なう。数年前パ・リーグ三位球団のロッテが日本一になったが、これほどファンを馬鹿にした話はない。日本一はどちらかの優勝チームがなるべきであって、ペナントレースで破れたチームを日本一にさせるべきではない。馬鹿げた制度がなぜ通用。

 

間違っても二位や三位の球団を日本一にさせるべきではないが、今の制度であれば三位球団同士が日本一を争うケースが生じる。このような制度は即刻廃止すべきと思う。どうしても興行収入が欲しいのなら、前後期制度にすればよい。前期の優勝チームと後期の優勝チームが日本シリーズ進出をかけて戦う。これならコンディション調整に不公平も生じない。

 

今年を前期と後期に分けて考えると、セ・リーグは前期が巨人、後期は阪神が優勝チームとなる。パ・リーグは前期がオリックス、後期が日本ハムである。残念ながらソフトバンクは該当しない。この制度なら二位チームや三位チームの日本一は生れず、プロ野球の品位も保たれ、ファンも納得するのではないか。来年は三位チームが優勝しない制度が待たれる。

 

西日本の日本一争いは東の人に関心はない。やはり日本一の争いは東西に限る。その意味で巨人の失態は限りなく罪深い。

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