平成26年10月3日(No6497)   大相撲のモンスター

大相撲のモンスター

日本人力士は相変わらず不甲斐ないが、懸賞本数が増え遂に1300本を超えた。ブームでもないのに秋場所は満員御礼が続いた。連日懸賞はかかり続けた。その理由の一つは割安感のあるPR効果である。一場所百万円もあれば連日NHKのテレビ画面に映し出される。しかもテレビ番組の費用は他の広告に比べれば安い。しかも600万人の人に見てもらえる。

 

大相撲の懸賞を企業のPRに活用した筆頭は「永谷園」だろう。お茶漬け海苔の永谷園は子供でも知っている。おまけに人気力士の遠藤を起用した。爽やかな笑顔は商品の販売に繋がった。今場所は不調だったが、商品の売れ行きには無関係だ。「さけ茶漬け」「うめぼし茶漬け」「たらこ茶漬け」「わさび茶漬け」の商品は「永谷園」の名前と共に売れ続けている。

 

とんでもない怪物が登場した。髪も結えないモンゴル出身の逸ノ城が残バラ髪で大関や横綱を蹴散らした。千秋楽前日の14日目には12勝1敗の横綱白鵬と相星決戦をしたが、横綱は貫録を見せ巨体を投げ飛ばした。もしも横綱が負けていたとしたら大相撲の権威など吹っ飛んだに違いない。それにしても横綱鶴竜、大関琴奨菊、稀勢の里の負け方は不様。

 

逸ノ城は身長192㌢で体重は199㌔の巨漢であり、まだ伸び盛りという。かつて怪物と言われた小錦、曙。把瑠都などとは体型が違い、外国人特有の腰高の欠点がない。しかも小さいころから相撲の経験がある。抜群の体力あり、積み重ねた技ありではどう立ち向かうか。大関豪栄道はがっぷり四つにくんだ。それでも相手にならなかった。仏眼も悪くない。

 

これからマスコミの寵児となるだろう。残念ながら大相撲はモンゴル力士によって繁栄を続ける。興味津々の対決が続く。

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