平成26年11月3日(No6528)   文化の日

文化の日

11月3日は「文化の日」。なぜこの日が文化の日として国民の祝日なのか、その意味を問う人は少なくなったのではないか。国民祝日法には「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」としてあるが、何を祝うのかは定かではない。歴史的には1946年の日本国憲法制定の日であり、戦前は「明治節」と呼ばれ明治天皇の誕生日をお祝いする日であった。

 

今年は三連休となり行楽地は大いに賑わった。三連休初日は新幹線の指定席は満席であり、自由席には人が溢れ懐かしいデッキでの旅となった。「文化の日」制定の意味など問うよりも、素直に休日を楽しむ人が大多数だろう。第34回ひろしま国際平和マラソンにはお年寄りから子どもまで約1万2000人が参加し、三代の家族が秋晴れの一日を楽しんだ。

 

秋の叙勲に4029名が受賞し、人生の喜びを謳歌した。民間人の受賞者は1757人で全体の43,6%を占め、2003年の制度改正後最多となった。同い年加山雄三さんも旭日小綬章が贈られた。文化勲章授与式は皇居で行われ、天皇陛下から直接手渡しされた。もともと天皇臨席のもとに内閣総理大臣が手渡ししていたが、1997年以降は授与の方法が変わった。

 

三連休をつくる「ハッピーマンデー」により、「成人の日」「体育の日」「海の日」「敬老の日」が固定されなくなった。最近「海の日」を根拠のある7月20日に戻す祝日法案の改正が論議されているが、三連休が減ることに難色を示す人も多い。だが高齢者世代は「成人の日」は1/15,「海の日」は7/20,「敬老の日」は9/15,「体育の日」は10/10が馴染みやすい。

 

連休をたくさん制定して行楽や消費を推奨する風潮は好ましくない。祝日の日付には正しい意味が存在はずである。

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