平成26年12月22日(No6577)   下関掃除に学ぶ会

下関掃除に学ぶ会

下関掃除に学ぶ会の12月例会は名物の「ふくパーティー」で他県からの参加者も増え賑わう。ふくのご馳走もさることながら世話人の松村久さんの人柄に負うところが大きい。遠くは滋賀の加藤さん、宮崎からは89歳の日高ばあちゃんを筆頭に17名も寒風をものともせず関門海峡をわたられた。12年ぶりの参加であったが、懐かしい顔ぶれと再会できた

 

下関掃除に学ぶ会は199回の開催であり、来年の1月は記念すべき200回大会となる。前回の参加は平成14年の12月であり、ガンの宣告をされた直後であった。下関の会は松村さんのご縁でしばしば掃除に参加していた。最後の参加ではこれがお別れという思いがあった。当時は生き延びることさえ予想しておらず、今回の参加は奇跡の思いがしている。

 

しかし、浦島さんのようなもので、旧知との再会を懐かしみながらも欠落している部分が多く困った。参加メンバーには顔見知りが多く、掃除活動の凄さを思い知らされる。思い出話をしながらも脳の老化は如何ともしがたく、記憶にない話が多かった。まったく欠落しているのだから思い出しようもない。困ったものだ。いくらか善行もあったようでホッと。

 

いくらまだまだと威張ったところで年齢による衰えは隠しきれない。懐かしそうに声を掛けてもらっても、記憶装置が働かないのだからどうしようもない。エピソードはいずれも十数年前のことばかり。衰えというよりも欠落である。そのことをしっかり自覚していないと、これから気づかないまま迷惑をかけることになる。寂しいことだが仕方がない。

 

人生はまだまだこれからと前向きに過ごしてはいるが、謙虚に生きないと晩節を汚すことになる。控えめが一番である。

 

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