平成26年12月28日(№6583)  拝啓、若手社員様

拝啓、若手社員様

課長職が部下である若手社員のやる気を維持し、チームをまとめて成果を上げるにはどんな要素が必要か、どんなときにやる気を失うか、あらためて考えてみたいものである。しかし、その実践ともなれば簡単ではない。よほどきちんと進めなければバラバラになりチームは崩壊する。若手社員のやる気を高め、維持向上のために上司は何を配慮すればよいか。

 

➀お役立ち感(貢献感)、②成長実感、③自己の存在価値、④魅力的で実現可能な目標。⑤有能感、⑥自主自立性、⑦関係性、⑧達成感・充実感、⑨適正な評価と処遇、⑩お手本の存在。とりわけ大切なのが「貢献感」と「成長実感」である。かつては金銭的報酬、地位的報酬を求めがちであったが、最近ではこの二つに魅力を感じる若手社員が多く見られる。

 

やる気はどうしてなくなるか。前記10項目が満たされなかったとき。➀自分の仕事に意義が感じられず、社会の役に立っているという実感がない。②設定されたテーマや目標に魅力がない。③指導・助言と評価・処遇が適切に行われない。④職場の雰囲気が悪く、環境整備が良好とは言えない。⑤やる気に燃える上司や先輩達がいない。上司の役割は重大だ。

 

今期も数値的目標を掲げているが、その達成には若手社員の数値が上がることが前提となっている。先輩たちは実績もあるし経験も十分だが、若手社員は力をつけながら成果を得る大切な立場に居る。10項目が適切に指導されれば間違いなく成果につながる。若手社員を実践で育てることは、極めて難しい。しかし、乗り越えなければ目標ははるかに遠くなる。

 

がんばれや根性論では成果は上がらない。具体的であること、数値で説明すること、現場で教えること、が必須である。

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