平成26年2月19日(No6271)   経済誌の表紙に

経済誌の表紙に

1月の第4土曜日の早朝、公園で恒例の週末清掃をしていると、経済誌「ビジネス界」の編集長から電話が掛かった。用件は「新春号の表紙に穴があいた。すぐ写真を撮りにいきたい」。こちらはトイレ磨きの真っ最中、表紙を飾るような格好ではない。「スーツにネクタイでなくても構わない。ジャンパーもいいのではないか」。この日はスケジュールがいっぱい。

 

掃除が終わるとすぐ宮島へ行き「第二回・125歳宣言の集い」の実行委員長としての役割が待っている。しかし、困ったときはお互いさま。「夕方までにはメールで写真を届けるよ」と約束した。とは言っても成算があった訳ではない。かりにも表紙の写真だ。デジカメのスナップでは通用しない。困ったときは閃くものである。すぐ宮島の紅い鳥居の場所に走った。

 

ここには観光客を相手にするプロのカメラマンがいる。早速事情を話して撮影してもらった。さすがはプロである。ポージングの指示も的確。表情もどのような場面にも対応できるよう10枚ほど撮ってくれた。最近凝っている紅いジャンパーのまま。すっかり気に入った。宮島の鳥居とベストマッチ。そのまま編集部へメールで届けた。難問はあっさり解決した。

 

「表紙の人」のインタビュー記事は的を射ている。内容にも納得した。だが、本になるまで校正なしのやっつけ仕事だから、誤植もあったがどうにもならない。文句を言っても仕方がない。ただ好意に満ちた文章で納得している。実物よりも若々しくきれいに撮れている。滅多に褒めることのない妻も「10歳は若く見える」と褒めてくれた。赤ジャンのお陰?

 

よく考えてみればありがたい。タダで月刊誌になり、店頭で人の目に触れる。なんとなく自己顕示欲が満たされ、内心ではひそかに喜んでいる。「喜寿記念」には有り難い贈り物だ。

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