平成26年3月29日(No6309)   レッテル貼り

レッテル貼り

国会は最大のテーマであった平成25年度の予算案が可決され、いよいよ焦点は集団的自衛権の議論が本格化してきた。与党の公明党は慎重な姿勢を崩していないし、なぜか自民党内にも批判的な意見が多い。集団的自衛権に関する政府見解を要約すれば、「わが国は国際法上保有をしているが、現行憲法では行使を禁じている」。何とも分かりにくい解釈だ。

 

行使を正当化するためには憲法改正か、もしくは憲法解釈の変更か、いずれかが求められる。国会で憲法改正を発議するには衆参両院の3分の2以上の勢力が必要だが、現在のところ厳しい。残された選択肢は解釈変更しかない。民主主義国家だから異論反論が出てくるのは当然だが、批判が対立陣営に対するレッテル貼りになっては議論が前に進まない。

 

広島1区選出の岸田外務大臣が率いる宏池会は、ハト派だといわれているが岸田さんはどう考えているのだろうか。しっかりしないと亡霊がしゃしゃり出て正しい議論が出来なくなる。すでに政界を引退したはずの古賀誠氏は、最近になって品性のない言葉でやたら安倍首相を攻撃し始めている。良識ある保守派とは思えないほどの反対論をぶち上げている。

 

議論を深めるための反対論ならまだしも、一国の首相を「愚かな坊ちゃん」などと愚弄している。党内はみんながポチになっているから首相にモノが言えないとか、こんな事実でないことを平気で言いふらしている。それぞれの考え方に添って議論しているように伝わっている。古賀さんなどが亡霊のようにしゃしゃり出てレッテル貼りすると岸田さんは迷惑?

 

安倍首相は頑張っているし、なんといっても日本国の総理だから、その立場に対して敬意を払うべきではないか。それよりも外野席からあれこれ邪魔をしてほしくない。岸田さんは広島の期待の星であり、何よりも安倍外交の責任者である。

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