平成26年4月12日(No6323) スタートダッシュ
スタートダッシュ
4月27日の広島マツダスタジァムで開催される広島・巨人戦に、取引先の広島市信用組合から招待された。数年前からスポンサードゲームとして「シシンヨー」の名前で球場全体を埋め尽くしている。元々は従業員福祉の一環として開催されるが、総代の一員としてペアでお裾分けにあずかる。膨大な費用を要するが、従業員の士気は上がり好成績に繋がる。
さいわい今年は広島東洋カープもお相手の読売巨人軍もスタートダッシュに成功し、首位を競っている。ジャイアンツの戦力は厚いし優勝候補の№1であるが、カープは昨年16年ぶりにAクラスに復帰してクライマックスシリーズで健闘、ファンを喜ばせた。今年は前田健太を中心に若手投手陣が充実し、打線も外国人選手を核として若い選手が頑張っている。
一部の評論家の予想ではAクラスはもとより、もしかしたら優勝さえあるのではないかと高く評価している。カープが勝ち進みマツダスタジァムが埋まれば、広島経済は元気が出る。広島駅から球場までは歩くことになるが、開始前の賑やかな行列は圧巻である。連絡路には野球関連の商店が並び、売り込みの声が甲高い。それを聞くだけでもウキウキしてくる。
パリーグのオリックスも珍しくスタートダッシュに成功した。このまま首位を突っ走ることはないだろうが、老舗球団の巻き返しが楽しみである。期待の新人たちも枚挙にいとまがないほどスタートダッシュに成功した。期待された新人たちの大半が、グランドで躍動している。広島の大瀬良大地投手も巨人の小林誠司捕手も華やかにデビューした。楽しみだ。
シシンヨーはスコアボールドに他の金融機関を圧した広告が目立っている。スポンサードゲームの始球式は山本明弘理事長が務める。間もなく古希を迎えるが、若やいだ投球フォームは健在。お辞儀をしないストレートボールは圧巻である。