平成26年4月17日(No6328)   CSR(企業の社会的責任)の価値

CSR(企業の社会的責任)の価値

鍵山秀三郎さんから絶大な評価をいただいている「清掃活動」や「親子農業体験塾」の位置付けについて、これまで詳しい説明をしていないから理解が不十分と思う。多くの人がみなさんの活動を〝ボランティア活動〟〝社会慈善事業〟として受け止めているのではないか。それは違う。CSR活動が会社の成長や社員の資質向上に役立っていないなら価値はない。

 

かつて西京銀行の大橋節雄頭取より、〝ビジランティア〟という造語をプレゼントされた。ボランティアの域にとどまる似非社会貢献は意味がないと教えられた。ボランティア活動はビジネスに貢献してこそ価値を生む。ビジネス+ボランティア=ビジランティア。ボランティア活動は、顧客の企業に対する信頼を生むが、それだけではビジネスにつながらない。

 

もちろん「信頼」は必要不可欠だが、ビジネスに繋がらなくても社会の役に立つことをすればOKなどと能天気に考えるようでは失格だ。「信頼」だけではビジネスにならないし、企業の成長に貢献してくれない。会社を成長させるのは顧客の企業に対する「共感」以外の何物でもない。「信頼」は比較的短期間で得られるが、「共感」は長い積み重ねにより得られる。

 

先週「報せる」ことの大切さを伝えた。「共感」を得るには顧客に知られていることが不可欠だ。顧客は知らないことには「共感」しない。何を考え、何をしようとしている会社なのか。それを伝えるのが「広報」の仕事だ。決して広告宣伝ではない。広報は「伝える努力」である。ここのところを間違うと顧客に誤解を与えやすい。間違えてはマイナスになる。

 

更に大切なのは「社員の参加率」である。どんな立派な活動でも社員の関心が薄く、参加率が低いと価値が下がる。地域を美しくする活動は15年も続き、しかも社員の参加率は100%だ。まさにCSRの本筋を歩いていると自負している。

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