平成26年4月26日(No6337)   大きな声

大きな声

先日来、研修では大きな声で話すことの大切さが話題に上っている。努力して大きな声をしても続かない。普通に話して大きな声が望ましい。特に高齢になると年寄り染みてくるのは「声」と「姿勢」である。相当努力をしないと、年齢からくる衰えは隠せない。若い人の小さな声はもってのほかである。その場を暗くするし、相手のやる気まで削いでしまう。

 

そこで誰よりも普通に話して大きな声が出るよう訓練を始めた。掃除の朝礼では「五心」を唱和するが、誰にも負けないほど大きな声を心掛けている。しかし、それたけでは老いを止めることは出来ない。掃除のときの「おはようございます」は、滑舌よく一文字ずつ区切るようにあいさつする。相手がびっくりしても構わない。これは声帯を鍛えるのに役に立つ。

 

事務所の入り口に「職人の三十か条」の日替わりで掲げ、大きな声で姿勢を正し唱える。鍵山さんのカレンダーの言葉を朗読する。朝日に向かって柏手を打った後「ニーチェの言葉」を一節朗読する。出勤するのはたいてい一番である。誰もいなくても内心は照れるが、慣れてしまえば何でもない。朝晩のあいさつは相手より大きな声で端折らずにする。休まない。

 

いくらか効果があるのだろうか。先日難聴の人から「貴方と話すと補聴器が要らない」と褒めてもらった。大きい声がいいといっても怒鳴り声や銅鑼声はノーサンキューだが、鍛えた声はいささか響きがある。その分だけ相手に快く伝わるはずだ。雰囲気を良くするし、ミスまでも少なくする。標語などはゆっくり唱えることで滑舌を良くする訓練にもなる。

 

特に退社のときあいさつを受ける場合は、相手を見つめて大きな声で返すよう心掛けている。疲れている相手を励ますことにもなる。自分が先に帰る場合は、姿勢を正して相手を見つめてあいさつする。そうすれば自然に声は大きくなる。

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