平成26年5月27日(No6368)   善意に支えられる

善意に支えられる

他愛ない思い付きだったが、社屋前の物置小屋を移動してもらった。新しい花壇ができ色とりどりの初夏の花たちが道行く人を楽しませている。これまでの歩道脇の花壇も手を抜かず整備しているが、ウォーキングの人が立ち止まるようになってしばしば称賛のことばをいただく。隣の「鈴井」にまで影響し、花たちの姿が変わりつつある。思い掛けないこと。

 

先日、福岡出張から午後11時ごろ帰社したが、水遣りをしている椋田さんの姿に出会った。翌朝午前5時に出社したところ、再び水遣りしている姿に出会う。なんだかんだ言いながら新しい花壇は椋田さんの善意で成り立つことになった。ご本人は「平成の花咲か爺さんだから」と照れているが、毎日の花の手入れは生半可ではできない。一日も休めない。

 

日曜も祭日もなくなる。水面下の事情を大抵の人は知らないが、椋田さんの善意なくしては成り立たない。さらに最近では巻き寿司屋さんの花壇を世話しているが、時折、巻き寿司や稲荷寿司の差し入れがある。カラオケ屋さんはミニ庭園が趣味だが、水遣りが行き届かない。見かねて朝と夜中に水遣りをしている。スナックのプランターにも水遣りをする。

 

ときどきカラオケ屋さんは花壇に水を撒いてくれる。今どきのように暑い日はずいぶん助かる。いつのまにか自然の形で善意が行き交うようになった。天ぷら屋さんとは交流がない。小さな町内会に過ぎないが、これほどカタチもココロも美しいスペースはない。中国や韓国の偉い人に見て欲しいものだ。人間の世界は善意で支えられると、ここまで美しくなる。

 

新しく作られた懸垂幕の「ご縁に感謝」の大きな文字か生きてきた。美しさを保つのは簡単ではないが、続きそうな気配。

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