平成26年6月11日(No6383) 人生講座で再び『論語』を学ぶ
人生講座で再び『論語』を学ぶ
人生講座では昨年の9月からジャパニストをテキストにして「日本に詳しくなろう」を18回にわたって学んだ。テーマは各号からメンバーが自由に選び、事前にきちんとテキストをまとめ講座をリードする仕組みになっている。一応6月で一区切りとなるので、7月から新しいテーマで勉強することにした。久しぶりに論語に挑戦する。1年間の長丁場になる。
勉強の方法は論語塾講師の安岡定子さんの講演(CD)から学ぶ。安岡さんは漢学者・安岡正篤師のお孫さんで全国各地に論語教室を開き活躍中である。CDを購入して連日聞かせてもらった。非常に分かりやすく話しぶりにも親しみが持てる。竹の子学園では毎月、入川さんが講師で「あいうえお論語」を伝えているが、負けてはいられないという気分である。
テキストは毎回新しく配布する。講演内容がそのままテキストになっているので、耳で聞きながらが目で読むことが出来る。合間には何度か章句の朗誦があるので眠気も覚めるだろう。テキストの編集が素晴らしいので予習や復習もその気になれば十分できる。CDの所要時間は約60分、残りの30分は更に理解を深めるために活用したい。必ず役に立つ。
全12巻であるがそれぞれにテーマが設けられている。たとえば学ぶことは楽しい、思いやりの心を育む、自分を省みるなどである。これらの全てに一貫しているのは、人生を如何に行くべきかでという学びである。また章句を朗誦することでそのリズム感が身体に伝わり、健康にもよい影響があるのではないか。声を出して読むことは、何よりも心に残り易い。
高齢者が世の模範になるような生き方をすれば、すべての人の心が穏やかになるという。ぜひそういう地域をつくりたい。