平成26年6月12日(No6384)   リフォーム堅調と伝えられる

リフォーム堅調と伝えられる

リフォーム資材メーカー各社の3月決算は好調と伝えられる。大手のLIXILではリフォーム向けの売上高が堅調で対前期比8%の伸びを示す。利益率の高い新商品の高価格帯商品が伸び、国内の住設・建材部門の売上高に占める割合は30%強と見込んでいる。新規に提携した家電量販店やホームセンター、スーパーなどの窓口経由から受注が増えているという。

 

消費税増税で心配された落ち込みは心配するほどではなく「市場の成長傾向は続いている」と強気で利益率も上振れする可能性があると各社は見ている。政府は2020年に国内のリフォーム市場を12兆円(現在7兆円規模)に拡大する計画を打ち出している。TOTOも18年3月期のリフォーム事業の営業利益を今期予想比69%増と強気の試算をしている。

 

順風満帆のリフォーム業界のようだが、零細から見れば別の世界に見える。通期では前年より増収増益だが、短期的には消費税増税の落ち込みから逃れられない。今月に入って商圏のど真ん中に、水回りリフォーム専門を旗印に新ショップがオープンした。正体は不明だが激安チラシを手にすると背筋が寒くなる。次々と強敵が商圏内に誕生する。戦々恐々だ。

 

「価格で商売しない、価値で売り上げを伸ばす」という方針がお客様から支持される保証はないが、掲げた「ご縁に感謝!」の旗印を下ろす訳にはいかない。7~8月の2ヶ月間、猛暑のもとではあるが、商売敵から身を守るためにも商圏の「ご縁に感謝・喜寿行脚」を計画している。今のところ元気だが、年齢を考えるといつまでも現役とはいかないだろう。

 

知名度と業歴にはひけを取らないが、それだけで生き残れるとは考えていない。国の政策に便乗する戦略・戦術が必要だ。

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