平成26年6月6日(No6378)   殿ご乱心「日本維新の会」分党へ

殿ご乱心「日本維新の会」分党へ

町内会でも大切なことを決めるときは丁々発止と意見が飛び交う。かつて6年間も町内会長を務めたが、いろいろな意見を持っている会員をまとめるのは難事だ。特に新年度の方針や役員を決めるときなど。それぞれが一家言を持っているだけになかなか円満には収まらない。ところが日本の政党では簡単に超重大事が決まってしまう。有権者をバカにしている。

 

5月28日、共同代表の石原慎太郎氏と橋下徹氏が、20分の話し合いであっさり「分党」を決めてしまった。きな臭い匂いはしていたが、これほど重大なことが、2人だけで決まるなんて常識的には考えられない。右に行くにしても左に行くにしても、もっとじっくり話し合う機関があるのではないか。ところがさしたる怒号もなく、あっさり分党か決定した。

 

この決定に中田宏氏が異議を唱えたのは当然のこと。ところが石原派につくか、橋下派に所属するか、6月5日までに決めろとアホ幹事長の一言で第3の勢力は認めないことが了承された。政党の態をなしていない「結いの党」との合流に拘る橋下氏の真意は那辺にあるのか、自主憲法の制定を否定する輩とは一緒になれないという石原氏が真っ当に見える。

 

絶好のチャンスだから中田氏には、石原でもない、橋下でもない第3の道を模索すると予測していたが、それを認めないという機関決定だから断念に追い込まれた。もともと橋下氏は中田氏に政治的には足を向けて寝られない立場にある。しかし、日ごろの言動は中田氏と相容れないことが多く橋下派には行かない。さりとて古色蒼然とした石原派はどうか?

 

苦渋の末と思うが二者択一なら当面、石原氏と行を共にすることになる。新しいステージで存分に舞われるよう祈念する。

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