平成26年8月25日(No6458)   「竹の子学園」の田んぼ冠水

「竹の子学園」の田んぼ冠水

災害では人命救助が最優先されるべきだし、救援活動の資材が集中的に投下されるのは仕方がない。しかし、今回の災害では至るところに土石流の被害が広がっている。家屋や田畑の流出、それに農作物の被害には手が回らないのも現実。残念ながら一行もニュースに流れない。県はこれまでに土石流の被害は28カ所としたが、職員の調査で50カ所を超えた。

 

わが故郷の被害の状況が気になり現地に足を運んだ。気になっていたので現地に電話を入れたが、被害は僅少と伝えられていた。現地に入って驚いた。県道は車が通れないほど土砂が溢れていた。現地の人に確かめると20日の朝は、道路も田畑も見分けがつかないほど河川が溢れていたらしい。特に人命に損傷がないから放置されたまま、ただ見ているだけ。

 

農協を始め床下浸水も数個あった。集落の人たちが総出で処理に当たった。「竹の子学園」の田んぼも完全に冠水した形跡があるが、目撃したときには既に水が引いていた。稲は既に穂を孕んでいたが、3分の1は倒壊し泥に埋まっていた。残りは倒れていなかったものの全体が冠水していたようだ。これからの復旧作業が大仕事だ。このまま廃田にしたいくらい。

 

とりあえず泥や瓦礫の中から、流された害獣防御用の電線や付帯設備を掘り出し応急処置を終えた。これから土砂や瓦礫の搬出をしなければならない。緑井や八木地区の災害復旧も気になるが、田んぼを放置することは許されない。手間暇は関係なく子どもたちが植えた稲をいくらかでも助けなければ申し訳ない。自然の力は怖い。水位が3㍍も上がっていた。

 

災害地のボランティア活動を予定しているが、まずは田畑の復旧を優先したい。幾らかでも収穫し子どもらに配分したい。

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