平成26年9月4日(No6468)   試練のとき

試練のとき

竹の子学園は今年で11期目を頑張っている。昨年まで集落の高齢者におんぶに抱っこ、田畑の管理についてはお任せしていた。その分だけ楽をさせてもらっていた。世話役の「つくしクラブ」の高齢化により10期を一区切りに解散し、自前で管理することにした。頼りにするのはサポーターの皆さんだが、何とかやれると踏んでいた。ところが簡単ではない。


農業のプロの経験則には太刀打ちできない。アマチュアだけで管理できるほど生易しいものではない。サポーターは只今のところ男性3名、女性2名。地元におれば暇を見て管理が行き届く。しかし、広島から日時を決めて現場に通うことになると自然が相手だけに予期せぬことが多い。現場労働日など打ち合わせて進めているが、自然は待ってくれない。


男性サポーターにはハラハラするほど苦労を掛けている。楽しみながら子どものお世話をするほどのんびりしたものでもない。現地では雑草の処理に追われる。毎月の第3金曜日は農作業日と決めているが、8月は水害もありその復旧のため一度では終わらなかった。2度目が延び延びになって9/2になった。9/7は9月塾であり、ぎりぎりの農作業の準備。


他に野菜の苗やタネの段取りもある。稲作の病害虫の予防もしなればならない。戸惑うばかりである。おまけに雨の日々に災害まで襲ってきた。サポーターの皆さんは愚痴も言わず黙々と働いてくださるが、それだけに心苦しい。無報酬だけに何を持って報いるか、考えどころである。今年の数々の苦労が来年に生かされるか、「もう御免た」と見捨てられるか。


昨年に比べれば「竹の子学園」の必要日数は3日増えている。この冬は正念場となる。老体だからと甘える訳にはいかない。

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