平成27年1月11日(№6597)  成果が上がる職場

成果が上がる職場

上司は誰でも「部下たちが自発的に動いてくれて、高い業績が残せる職場」を望んでいるが、現実は「部下たちと意志の疎通ができず、思うように機能しない職場」が大半である。一生懸命やっているのにどうも空回りがして…と多くの幹部はこぼす。うまくいかないのは「部下たちのやる気」に頼る。「もっと頑張れ」と発破をかけるだけ。それには無理がある。

 

部下を気持ちよく動かすには先ず報酬。幹部が部下に与えるのは報酬といっても「非金銭的報酬」のこと。自己肯定感や達成感、成長できている実感、嬉しい気持ちや快適さなど。部下たちは風通しのよい職場で分かりやすく仕事を教えてもらい、自分なりに成長したいと思っている。その期待に応えてやれば、想像を超えた素晴らしい働きをしてくれる。

 

「自発的に動け」と言うだけなら誰も苦労はしない。「部下が自発的に動けるような仕組み」を作るのが幹部の仕事。部下が自発的に動いて頑張りが報われる職場とはどんな職場なのか。一連の仕事を徹底的に行動分析し、誰でも同じように動けるよう教える。特に大切なことはピンポイントで教える。しかも繰り返し教え、定着化できるまで続けることが肝要。

 

自らが見本になる行動を見せ、相手が理解できる言葉で明確な指示を出し、正しい行動が出来ているか観察し、出来ていれば褒める。人はみんな誰かの役に立ちたい生き物であり、周囲から感謝されたいと思っている。繰り返して欲しい行動は徹底的に褒めるべきであり、「ありがとう」「すごいね」「よくやっている」など。この程度は誰でも言えるのではないか。

 

悪い行動を取った「人」を叱るのではなく、悪い「行動」を分析し、行動を変えるよう一緒に考え、指摘することが大切。

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