平成27年10月10日(№6869) 野党の出番なし

野党の出番なし

国会の内外を湧かせた安保法制問題も治まるところに治まり、民主党の番外喜劇はあったものの国会では粛々と成立した。民主党はじめ各野党は次の国会までは公式に発言の機会もなく、安倍内閣に押されっ放しになる。TPPも落しどころに落ちた感じで反対派も手が出なくなった。経済に一抹の心配はあるが、安倍政治の良さが遺憾なく発揮される。

 

安倍さんの良いところは明確な国家観を持っていること。目先のことにとらわれない。情報を収集し国の置かれている状況を正確に分析する。50年後、100年後の将来を見据えて本当の課題を見つける。課題解決に対し、戦略を立て戦術に落として実行。褒め過ぎかも知れないが歴代の自民党内閣でも出色の出来栄えである。これに比べて民主党はどうか。

 

反対を叫び、政治を知らない若者の尻馬に乗ったが、国民の顰蹙を買っただけに終わった。この騒動の間に民主党はじめ各野党からは国家観のかけらも見出せなかった。だから反対というだけで対案も出せない。これでは騒動には面白半分で参加するが、誰一人として民主党に日本を任せたいと思わないだろう。騒動に参加るよりも「政権交代」を訴えるべきだ。

 

デモに参加してくだらぬことを絶叫するよりも、国民の支持を得て政権交代すれば安全保障法案は簡単に廃案できる。可能性のある道を選ばなったとこに民主党の限界が見える。民主主義の国家では、国会の論議・採決を通して決着を付けるのが常道である。デモなどで圧力を掛けるなんてとんでもない話である。民主国家の矜持にかけても堂々と対処すべきだ。

 

野党連合が出来ても、民主と維新が一緒になっても、安倍政治は揺るがない。自民党政治も続く。そう考えるのが無難だ。

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