平成27年10月23日(№6882) 自分の汗を流して

自分の汗を流して

掃除活動が地域で支持されているのは、一円の得にもならないことを自分の手足と時間を使っての行いが尊いから。多くの人は他人のために汗を流している姿に共感する。ビジネスでも同じことが言える。お客様は自分のためにどれだけ汗を流してくれたかで評価する。賢いやり方ではなく愚直な行いがお客様との距離を縮め、いつの日か大きな成果になる。

 

イベントなどのお礼訪問も会社では足を使うことを奨励しているが、同じ理由による。何よりも足を運んで相対して感謝することに勝るものはない。次善の策が心のこもった自筆のはがきである。それ以外の方法はマイナスになってもプラスにはならない。特に「ゆうメール」は合理的な手抜きの方法として折角掴んだ心が離れる。お客様との距離も縮まらない。

 

あれこれ名目を付けて「訪問行脚」を続けているが、お客様の評価は高い。直接ビジネスにはならないと思うが、いつの日か陽の目をみるだろう。それは自分の身体と時間を使ってお客様に尽くす姿に感動されるからである。厳しい時代だからこそ手間暇かけることが大切になる。直接面談することによりお客様との距離は確実に縮まる。心に響くようになる。

 

今回の「訪問行脚」は創業五十年の感謝行脚である。手塩にかけた「KIZUNA」を直接手渡す。その行動で「KIZUNA」に命が吹き込まれる。リュックに背負って商圏内を自分の足を使って歩く。車を使っていないことを知りお客様は、一様に「歩いているんですか」と驚きの声を上げられる。「お礼行脚ですから」とさりげなく答える。短いやり取りが生きる。

 

重い荷物を背負って歩くのは楽ではない。しかし、せっかくのチャンスを自分の汗で生かさない手はない。心が充実する。

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