日々雑感~デイリーメッセージ~

平成27年12月5日(№6925) 消える維新の党

消える維新の党

ごたごた続きの維新の党について語る価値もないが、かつては石原慎太郎、中田宏、山田宏など錚々たるメンバーが在籍した党だけに懐かしさがある。昨年の総選挙では野党第一党の期待もあったが、老舗の民主党に一歩置いていかれた。以来、ごたごたが絶えない。知名度の高い議員はさっさと袂を分かち、次の選挙では全員落選とまで酷評される党になった。

 

魑魅魍魎としておおさか維新の党とどちらが本家か分からないが、政治資金の分捕りと党名使用問題で訴訟合戦まで起している。それでも党代表選が11月24日告示、12月6日投票で新代表が選出される。立候補者は現代表の松野頼久氏と総務会長の小野次郎氏。新橋駅前の街頭で第一声を上げたと言うが、聞いてくれる人がいたのだろうか。心配である。

 

民主党とお互いに解党して一つの野党勢力を目指すというが、そう都合よくはいくまい。衆議院議員21人中、選挙区当選者は江田氏、柿沢氏の2名。後は橋下人気で比例復活のひよこたちである。代表の松野氏も比例復活組であり、現在の民主党との合併新党には入党出来ない。次の総選挙では全員落選も予測。民主党もそんな党と解党合併はしないだろう。

 

風を読むのが得意な議員さんたちは、橋下徹復活ともなれば頬被りをしておおさか維新の党の門を叩くかもしれない。代表選を党のアピールに活用するというが、世の中はそんなに甘くはない。党員は3万6571人だが、何人がはがき投票してくれるか別の意味で興味がある。維新の党の将来は橋下徹氏の去就に掛かっている。やがて消え去る運命にあるようだ。

 

今となっては中田宏氏も山田宏氏も賢明な選択をしたと言える。それにしても野党のお粗末は目を覆うばかりで情けない。