平成27年2月8日(№6625) 青少年体験活動の表彰式
青少年体験活動の表彰式
今回体調が未回復であるにも関わらず、無理を押して上京したのは2/4の「小坂裕司講演会」の参加、2/5「文科省主催青少年の体験活動推進企業の表彰とシンポジューム」参加を目的とした。平成26年度の募集に親子農業体験塾の活動を応募した。残念ながら文科大臣賞、審査員会特別表彰、審査委員会奨励賞の選には漏れたが、活動企業として紹介された。
国が青少年の教育に企業にたいしてどのような貢献を求めているのか確認する意味もあった。応募企業は57社、大臣賞1社、特別表彰2社、奨励賞23社であった。いずれも上場企業であり、零細企業の応募は一社もなかった。盲蛇に怖じずの類だったが、大企業の社会貢献活動の実態や国の施策を知るには冒険も必要だったと刺激も受け、満足もしている。
文科大臣賞はアサヒビールが受賞したが、その真摯な青少年育成活動には頭が下がる。体験活動のジャンルは、➀職業・仕事、②科学・技術、③自然・環境、④生活・文化の四分野にわたる。親子農業体験塾は③の分野に入る。選外の企業は31社だが、マルコシ以外は上場企業である。零細企業だから選ばれなかったのではない。取り組みに甘さがあった。
膨大な費用も掛けているが、教育効果を狙った計画の緻密さや具体的な実践には遠く及ばない。活動が優れていれば零細企業でも選ばれる。何よりも企業ぐるみの活動であること、企業に良い影響があること、理念・目的の価値が高いことが求められる。シンポジュームに参加しなければ分からないことだ。その意味ではいろいろな面で勉強させてもらった。
賞の獲得をは目的とはしないが、活動の質を高める必要がある。社員のすべてが関心を持ち、参加することが前提となる。