平成27年4月15日(№6691)  民主党凋落

民主党凋落

統一地方選の詳細を月曜日の新聞で見て驚いた。何と民主と維新の候補が共産の後塵を排した。これまでの選挙結果では考えられないことである。維新候補の今枝仁さんは弁護士で一度は県議補選を戦った経験を持つ。民主候補の野口さんは参議院議員の秘書で他の地方都市の議員の経験を持つ。それでも惨敗したのは何故か。落下傘候補は通用しないのか。

 

安佐北区は7人の定員に11名の立候補。当選した上位7名はすべて地元の人間である。選挙期間中、二人の落下傘候補は他の候補に倍する活動をした。朝から晩まで街宣で迷惑をかけたのも二人だった。正直なところこの二人が落選するとは予想しなかった。トップ当選は11465票、最下位当選者ですら3864票、二人はともに2000票台。信じられない。

 

二人の落下傘候補は40歳代と若いし、演説も理路整然として迫力があった。もう少し票が集まっても良かった。地方選は政策よりも人間関係だろうか。広島県全体でも維新もすべての新人候補が潰えたが、民主は現職が枕を並べて討ち死にした。本人たちの資質というよりも民主という看板を有権者が拒否したのではないか。昨年の衆院選の全滅に続いた。

 

国政では甘い言葉で国民を騙した上、反省もしないでのうのうとしている政党に国民は嫌気がさしたのではないか。大阪市議選では絞りに絞った11人が全員落選した。これでは参院選で復活なんて夢の夢。国政を誤った張本人の岡田が代表、枝野が幹事長では政権奪取どころか、消滅への一途をたどるのではないか。解党的出直しというが、まずは上から責任を。

 

日本の政治は自民党一党が支配している。歯止めの健全野党の存在がなければ、やがて日本全体の運命が傾く。民主党には頑張って欲しいが、今の体たらくではもう望みはない。

 

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