平成27年4月25日(№6701) 現場巡回の徹底
現場巡回の徹底
ほぼ10年になるが毎週木曜日は現場巡回の日と定め、社長とペアで稼働現場のすべてを回っている。木曜日と定めたのは金曜日が翌週の工程をチェックするミーティングがあり、巡回の成果を反映すること目的がある。巡回を終えると現場リポートをまとめ、社長と管理課長に提出する。社長の現場報告と現場リポートをミーティングの参考にしている。
社長は主として現場の進行状況と仕上がりの精度をチェックする。私はお客様へのごあいさつがメイン。お留守の場合はメッセージを書いてポストに投函する。いくらかパフォーマンスもあるが、お客様からも職人たちからも好評を得ている。現場の5S(整理・整頓・清掃・躾・清潔)は相当厳しくしても徹底は難しい。現場はショールーム、晴れ舞台と伝えている。
今週は殊のほか忙しかった。先ず社長が同友会の総会出席のため午後4時には会場に入るため、時間内に終えなければならなかった。スタートは午前9時半、午後4時までの7時間半で13現場をこなすことは厳しい。商圏内なら苦にはならないが、この日は北へ28㌔、南へ18㌔、合わせて南北縦断46㌔を予定していた。それなのにハプニングが起きた。
スタートしたところへ新築相談のお客様が飛び込みで来社と連絡があり引き返した。1時間ほど要望をうかがい再出発した。それでなくても厳しいスケジュールなのに。それでもこのご時世だからいい加減にはできない。きちんと対応したもののそれからが大変。南北縦断には高速道をフルに活用した。費用よりも時間の確保が最優先。スケジュールはこなせた。
与えられた条件の中で役割を果たす。そのための最善を尽くす。この基本姿勢は大切にしなければならない。不可能なし。