平成27年4月9日(№6685) 企業の社会性②
企業の社会性②
マルコシに存在すると思われる「無限資産」について各自に述べてもらった。(先週の宿題) 無限資産の位置づけが明確でなかったせいもあるが、概ね正鵠を射ていた。大同小異であるが岡元さんの記述が分かりやすい。研修報告書などは人に読んでもらうものだから、表現が平易で、読みやすいように並べてあるほうがいい。頭が不揃いでも読みにくいものだ。
マルコシの「無限資産」。①清掃活動、②フォーラム新聞、③講座活動、④親子農業体験塾、⑤人財、⑥柏友会組織、⑦創業50年、⑧はがき文化、⑨誕生日カード、⑩ギャラリー、⑪三大イベント(オレンジフェスタ、東日本復興支援チャリティ、夢拾いウォーク)。この中から他社には真似のできないものを選ばなければならない。それには歴史の積み重ねが前提。
①清掃活動。全員参加、毎日、20年は日本一。②フォーラム新聞。商品の販売告知をしない地域情報紙25年は真似ができない。③講座活動。歴史は6年と浅いが、その仕組みと地域への貢献度。④親子農業体験塾。今期が12年になるが意義深い。ここまでは合格であるが、これ以外の⑤から⑪は優れてはいるが、少なくともトップではない。まだ上がある。
地域への貢献活動が「10年偉大なり、20年畏るべし、30年歴史なる」と評価されるようになれば、それに携わっている社員は間違いなく成長する。必然的に地域社会から評価をされる。それが生産性アップ、売上アップにつながるという訳だ。何と言っても最優先の取組みは、企業の社会性の追求にある。大抵の企業はここで挫折し、安易な道を辿り始める。
幸いにわが社は道半ばであるが、他社の追っかけが不可能なほど時間軸の差を付けている。続けながら活かす時期にある。