平成27年5月13日(№6719) お客様へのはがき
お客様へのはがき
ゴールデンウィークも終わり、仕事の流れも当たり前に戻った雰囲気がある。今週の営業ミーティングの議事録を読んでみると何となく一段落の感がある。雰囲気と実際の数字の差をどう読むか、経営の一つのポイントであろう。商売は数字が上がってこそ価値である。後方支援の一つとしてお客様へのはがき発信がある。役に立っているかどうかは分からない。
お客様からリフォームの相談があったとき、見積書の提出をしたとき、ご注文をいただいたとき、それぞれの状況に応じて書かせていただく。本文の末尾には担当者のイラストを添える。お客様へのありがとうはがきの書き出しは「本日は」を原則としている。何よりも大切にしているのは、社内システムのスピード感をお客様に伝え信頼を得ることにある。
「昨日は」「先日は」では出さないよりはいいだろうが、相手の心に響かない。5月に入ってありがとうはがきが急増している。5月8日まで実働四日間であるが、すでに57通もの礼状を書かせてもらった。通常は多い時でも1ヶ月に100通を超えることはない。はがきの枚数は商売の活性化に直結している。商売の動きがなければはがきを書くことはない。
日報にはがきを書かせていただくお客様の住所氏名、工事の要約、契約になれば金額も記入される。日報一つでそれぞれの動きや内容が伝わってくる。はがきに添付するイラストの数も変わる。はがきは全てコピーし、全員に回覧する。最近は相見積もりも多く担当者は苦労しているが、はがきに込めた思いが、お客さまの心をこちらに向けるよう心がけている。
メール全盛時代だからこそ直筆のはがきは価値を生む。面倒なようだが手をかけることにより商売のスピードが上がる。