平成27年5月14日(№6720)  目標設定の妙

目標設定の妙

人生も最終コーナーにかかると、意欲を失い老け込んでいくばかりとなる。老いを防ぐには意欲を盛り上げること、そのために目標設定が不可欠になる。目標が低ければ簡単に実現できてしまい、やる気はアップしない。極端に目標が高いと最初から諦め真剣に取り組めない。大変ではあるが努力すれば何とかなる、その目標設定が脳内ホルモンを活性化する。

 

いわゆる「やる気ホルモン」の脳内分泌である。この作用が高齢者の大抵の望みを叶えてくれる。目標を設定するレベルに指標はないから本人の判断で決めるしかない。その基準は「大変ではあるが、努力すれば実現可能」が目安となる。年齢とともに目標設定値を下げるのも悪くはないが、逆に努力目標を上げるのも有効である。今日より明日をアップする。

 

「竹の子学園」での動きを見ていた親しい高齢者から「あなたのエネルギーは何処から生まれるのか、信じられない」と問い掛けられた。取り立てて意識したことはないが、確かに指摘されればその通りである。年齢も78歳と若くはないから相応の疲れは感じる。しかし、追い込まれても身体も頭もそれなりに動いてくれる。しかも、眠らない、食べない。

 

あらためて考えて冒頭の結論に達した。「大変ではあるが努力すれば実現可能な目標」をいくつも持っている。その達成のために時間作りをし、方法を改善している。すでに生活習慣になっているから気にも止めていないが、説明するためには屁理屈も必要だ。無理をしていると何処かで倒れると言われるが、本人に無理をしているという意識はどこにもない。

 

適度な目標があることは人間が生きていすく上で不可欠である。人生にのんびり、ゆっくり、休むは決して主流ではない。

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