平成27年5月16日(№6722)  大阪は生まれ変わるのか

大阪は生まれ変わるのか

いわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票が明日に迫っ    た。政治の門外漢にとっては大阪の都構想なるものの正体を正しく理解しているとは言えないが、ぬるま湯に使ったまま衰退化していく大都市の現状を放っておいて良いはずはない。何とかしなければという危機感は橋下徹市長ならずとも多くの市民が実感していると思われる。であれば救いがある。

 

週刊ダイアモンドの特別リポートを読んでびっくりした。京都大学の藤井聡教授によれば、ほとんどの学者は大阪都構想が実施されれば大阪市は衰退し壊滅するという。学者は政治家ではないのだから言いたい放題でも結構だが、ここまでボロクソに言われると門外漢でも眉に唾を付けたくなる。代案が示してないからこのままでいいということなのだろうか。

 

マスコミまで尻馬に乗って大阪都構想を引きずり下ろしにかかっている。テレビ朝日の古舘キャスターなどは喜び勇んで否定的なコメンテーターを集めてキャンペーンを始める始末だ。ここまで叩かれて市民の賛否は五分五分というから橋下さんは大健闘と言えるのではないか。現状を変えようとすれば大抵のものは叩かれる。変えたくない権力者がいるからだ。

 

野次馬の根拠のない予想でしかないが、住民投票は僅差で市民の賛成派が勝つと思う。ベストの方法は分からないが多くの市民は現状に閉塞感を感じている。なんとかしなければと思っているはずである。もう一つの大きな要素は橋下徹なる稀代の政治家を失いたくないという情緒が働くのではないか。自民党も大物の賛否が割れており、面白い動きになる。

 

学者は無責任の輩である。言ったことの責任を取ることはない。政治家は違う。ここは政治家の言を信じたいものである。

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