平成27年5月5日(№6711) 三連続の祝日
三連続の祝日
安倍首相の米議会の演説を受けて憲法論議が盛んになることだろう。とてもいいことだ。社民党や民主党の一部では憲法改正の論議だけで戦争が始まりそうなヒステリックな悲鳴を上げる。世界に威張れるような憲法にしてもらいたい。憲法学者もいろいろで九条を神のごとく奉る学者も多い。やがて古舘などが御用学者を相手に、勝手な憲法論議をするだろう。
憲法記念日は5月3日、「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」とある。日本の憲法は世界にない「戦争放棄」の宣言をしている。先日、靖国神社を参拝し、戦争の悲劇の数々を見たが、戦争はいけない。人が殺し合う世界はよくない。その意味でも憲法の意味をすべての人が理解して欲しい。そして改めるべきは改めるという国民論議が起きればいい。
5月4日が「みどりの日」であることは多くの人が知らないのではないか。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としている。もともと4月29日の「天皇誕生日」から「みどりの日」なった。やがて「昭和の日」が制定され、平成19年から「みどりの日」は5月4日に移動した。「みどり」の命名は博識の昭和天皇に因む。
祝日法で制定される以前から日本では「端午の節句」として馴染んでいる。昭和23年に「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とされている。父に感謝しなくてもいいのかとブーイングもあるがもっともだ。父母に感謝する日とすれば問題はないように思う。わが家では「子どもの日」は孫たちが背比べをしていたが。
憲法については改めて論議したいが、「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」を三本柱としていること憶えて欲しい。