平成27年6月16日(№6753)  中学校のトイレ磨き

中学校のトイレ磨き

今年の中学2年生は平成13年生まれだという。本日は広島市立日浦中学校のトイレ磨き指導だったが、同校との交流は平成13年に始まる。同年アルミ缶の回収運動に協力することから始まった。地域を美しくする活動で拾ったアルミ缶が、同校で車椅子になり「車椅子を必要とする人に贈る活動」に役立つ、こんな素晴らしいことはない。以来、協力は続く。

 

翌14年、トイレ磨きの実践指導が始まった。同校の河田先生のご尽力による。同15年、「卒業記念トイレ磨き」がスタートし、今日まで続いている。10年を超えて地域の中学校と交流が続くのは希であろう。当時の関係者は一人もいないがまさに伝統の活動として授業時間を割いて行われる。活動の盛衰はあるものの、続けて行われることは素晴らしいことだ。

 

いつものように段取り上手の金本リーダーの指揮でスタートした。少子化の影響もあって1、2年生は合わせて107名。スタート時点から考えれば半分になっている。ワルはいなかったが今どきの中学生はおとなしすぎる。しかし、従順な訳ではない。事前の研修にも関わらず、集中力にかける。この十数年の間に生徒の気質も大きく変わった。少し物足りない。

 

大半が未経験者だけに便器磨きに集中させることは困難だった。大声で叱咤激励し、ひとり一人に用具の使い方、作業の順序、役割分担、技術指導などわずか70分で行う。しかも慣れない2年生のリーダーを動かしながらだから難儀だ。それでも最後には全員が集中できた。声が枯れるほどの叱咤激励、6千歩を超える激しい動き。正直言ってどっと疲れた。

 

閉会式は開会式に比べて雰囲気が締まっていた。一時間の集中の成果は大きい。この経験が学校教育に生きると嬉しい。

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