平成27年6月8日(№6745)  幼い子らの記念樹

幼い子らの記念樹

平成16年にスタートした親子農業体験塾「竹の子学園」では、毎期入塾式の日に新入塾生が記念樹を植える約束になっている。それぞれ入塾日と氏名を刻印したプレートが付いている。成長してから自然に学んだ思い出を懐かしんで欲しいが、記憶の片隅。記念樹は「金木犀」。既に150本を超えた。金木犀はオレンジ色の花を咲かすが、香りが素晴らしい。

 

記念樹は遊歩道脇に植えているが「金木犀の道」として親しんでもらっている。金木犀は成長が早い。しかも剪定したところからたくさんの芽を出す。それが一年で直径1㌢くらいに成長し、たくさんの小枝を付ける。それだけに放置しておくとあっという間に見苦しくなる。毎年丁寧な手入れが欠かせないが、畑や田んぼの管理に追われ手が回らなくなった。

 

長い間地域のサポーターの支援を受けて管理してきたが、もうその姿はない。放置しても構わないようなものだが、見物に訪れる人の目に対しても放置は許されない。結局のところしわ寄せはわが身の背に掛かる。先週重い腰を上げた。初日は真夏日だった。麦わら帽子を被って作業したが、その程度で太陽は許してくれない。夜になって全身が痙攣し難儀した。

 

これに懲りて次は雨の日を選んだ。「何も雨の日に作業しなくても」と言われるが、真夏日に比べれば天国のようなものだ。筋肉痛は残るが作業は捗った。残るは残材の処理である。4㌧車で2台分はあるが、乾燥させて焼却処分を予定している。現地の作業は数えればキリがないが、ともかく活動している間はキチンと管理しなければ顰蹙を買う。記念樹は守りたい。

 

いつの日か全ての卒塾生に集まってもらいたいが、欲張りに過ぎるかもしれない。でも果たせないまでも夢は見ていたい。

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