平成27年7月17日(№6784)  横浜がトップで折り返し

横浜がトップで折り返し

セ・リーグのペナントレースは横浜が予想外のトップで折り返した。巨人を相手に六連勝、前半戦の最終戦は派手なサヨナラ勝ちで中畑監督は大喜びだった。セ・リーグのここまでの混戦は誰も予想しなかったが、それにしも勝負事とは面白いものだ。横浜は交流戦で12連敗したが、それでもしぶとく生き残った。1998年の日本一以来の快挙である。

 

観客動員数も百万人を突破、昨年に比べて21,7%増の一試合平均2万4371人と万年Bクラスとは思えない繁盛ぶりである。新しいサービスも寄与しているが、やはり野球は勝つことが一番。勝てば来場者は増える。それにしても巨人を抑えてトップで折り返しとは! 中畑監督が飛び上がって喜ぶのも無理はない。万年常勝を目指す巨人のメンツは丸つぶれ。

 

今年のペナントレースは巨人外しで争われそうだ。もともと広島の優勝を予想していたが、どう考えても広島の優位は動きそうもない。何よりも投手力がいい。大瀬良を中継ぎに回す余裕さえ有る。ストッパーがやや心もとないが中崎、永川あたりでなんとかなりそうだ。それに打線もいい。加えて守備力、走力は抜群だ。さらにカープ女子の声援は力になる。

 

観客動員数も横浜に次いで17,7%増、これが励みになること間違いなし。老舗の巨人、阪神、中日は巻き返す力はない。ライバルは横浜だが、ここは投手力が弱い。夏場以降に落伍するのではないか。中畑監督の笑顔だけでは優勝に届かない。パ・リーグはソフトバンクの優勝で決まり。広島と福岡の日本シリーズはローカルだが、盛り上がりは疑いなし。

 

それにしても巨人の没落ぶりは何としたことだ。他球団のお払い箱を集めるとこの結果になる。球団経営が間違っている。

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