平成27年7月23日(№6790) お客様のためにもっと汗を
お客様のためにもっと汗を
休日を利用した炎天下で「マルコシ農園」で野菜の収穫作業をおこなった。地元の農家の好意で180坪の農地を管理してもらってるが、「マルコシ農園」とは「冠」ばかりで誰も関心を持ってはいない。大半は顧客先の幼稚園のイモ掘りのレクリェーションに提供している。他に白ネギ、トウモロコシ、ナス、ジャガイモ、タマネギ、ダイコン、ハクサイを栽培。
管理や日常の農作業は老躯を叱咤して足を運んでいるが、もはや限界に達し本年で中止したいと考えている。もう少し社員が農業や自然に関心を持ってくれると、別の活用の仕方も考えられるが、現状では無理だろう。炎天下で汗を流すことは好まなくても、お客さまの喜びのためと考えればやり方はあると思う。折角の機会を失うのはもったいない気がする。
今年もナスは豊作だった。海の日に大須加・村田の二人に手伝ってもらい、ジャガイモ、タマネギ、トウモロコシ、ナスの片付けをしてもらった。簡単な農作業だがそれでも未経験では難しく、何度か足を運んで慣れるしか方法はない。今回は100個のトウモロコシと200本のナスの収穫をしたが、もぎ取って集めるのは私の仕事、袋詰め、運搬が二人の仕事。
それまでに収穫しておいたジャガイモとタマネギも袋詰めをしてもらった。それでも大助かりだ。新鮮な野菜をお客様に届けて喜んでもらうには、表から見えない汗が流されている。大須加くんが「こんな見えない苦労は誰も知らないでしょうね」といみじくも言った。経験して初めて分かることだ。竹の子学園の農作業は地元の支援がないだけにさらに厳しい。
お客様が喜んで貰うためにもっとサービスしたい。それには若い力が必要である。太陽の下で汗を流せば得ることは多い。