平成27年7月28日(№6795) 健康寿命

健康寿命

セカンドライフをどう生きるか、高齢化社会における大切なテーマである。私たちの商売にとっても高齢者の健康問題は他人事ではない。高齢者が健康な日々を過ごしていれば仕事は増えるし、介護を必要とする体になると商いはしょぼくれる。改めて健康寿命について考えることが、商売の戦略を立てるときに忘れてはならない大切なテーマである。

 

一般的に65歳まで懸命に働き、以後は蓄えと年金で老後を過ごす人が多い。あくまでも統計であるが健康寿命は男性が71,2歳、女性が74,2歳、そこから男性は平均寿命の80,2歳までは要介護期間という。女性の平均寿命は86,6歳だから要介護期間は12年となる。これはあくまでも平均寿命の話だが、平均余命ともなれば話は違ってくる。ややこしい。

 

平均余命とは今生きている人が何歳まで生きるかという話である。平均寿命はゼロ歳からの計算だが、平均余命はいまの年齢が基準になり平均寿命よりさらに命は5~8年も長持ちする。今70歳の男性は86歳まで生き、女性は95歳まで生きる。その分だけ要介護期間が長くなるから、蓄えはさらに必要になってくる。ここのところを頭に入れて戦略を立てる。

 

経済的に節約し、かつ介護期間を短くするにはどうしたらよいか、健康寿命を伸ばすには働き続けるのが一番。収入になればこの上はないが、ならなくても働き続ける、そうすれば介護費用が大幅に節約できるから収入があるのと同じ価値になる。そうはいっても高齢者には未知の世界だから、とにかく心身ともに健康であり続ける方策を考えるのが賢明だ。

 

私は78,5歳。健康寿命を8年も過ぎ、要介護期間も残りは1,7年しかない。寂しい話だが平均寿命が終わり、あの世へ。

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