平成27年8月11日(№6809) 政治体制は国民の思いと真逆に

政治体制は国民の思いと真逆に

読売新聞社では政党に関する全国世論調査を実施した。最も望ましい政治体制の設問では「二つの大きな政党と複数の小さな政党が存在する」と答えた人が57%に及んだ。「一つの大きな政党と、複数の小さな政党が存在する」は17%に過ぎなかった。いつでも政権交代可能な政党の存在が適度の緊張感を産み、政治の質を高めることを世論は期待している。

 

現在の日本の政治体制は「一つの大きな政党(自民党)と複数の小さな政党(民主党、維新の党、共産党)の組み合わせ」で成り立っている。二大政党への要望は増えつつある。政権をつい最近まで担当していた民主党を小さな政党とするには異論があるかもしれないが、岡田克也代表の右往左往ぶりは党再建のチャンスを放棄したようにしか見えない。哀れな党だ。

 

民主は凋落の一歩をたどっているが、議員の数で肩を並べている維新の党はどうか、選挙区で不信任を受けた議員が代表を務めるようでは期待に応えられないだろう。もっとも発信力のある橋下徹・前共同代表が中央政界に乗り出せば事情は変わってくる。民主党の再生は世論調査の動向を見ても期待できない。野党の全てにたいして世論はノーを示している。

 

穿った見方をすれば岡田は右、支える長妻や赤松は左。集団自衛権行使や原発再稼働容認派と絶対反対派がハンドル二つのバスに乗り合わせ、勝手に動かしているようなものでいつ脱線するか分からない。安倍内閣の支持率が急落しているのに、国民の信頼は益々離れていく傾向にある。時間は掛かるが、橋下徹が率いる新しい政党に期待するしか道はない。

 

どのように考えても当分(少なくとも3年)は、一党独裁ではあるが安倍内閣に平和な日本再生を任せるしか方法はない。

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