平成27年9月16日(№6845) 義援金の行方

義援金の行方

9月27日に第五回東日本大震災復興支援チャリティイベントを開催する。昨年の8月20日、近くの安佐南区が土砂災害に見舞われ、昨年はセットで開催した。直近の災害であり高価な2000円のチケットも予想を超えて売れた。全国から善意商品もたくさん届き、その販売代金を合わせて中国新聞社会事業団を通して被災地へ少なくない義援金を届けた。

 

多くの場合経費を引いた収益を送るのだが、収益金(売上)のすべてを届ける仕組みにしている。チャリティイベントの経費は全額自己負担としている。なぜこのような仕組みにしたかというと、下手をすると経費が収入を上回ることもある。そうすると多くの善意が経費に消えてしまい詐欺と疑われても仕方がない。そのため収益の全額とした。問題はその行方だ。

 

広島土砂災害の義援金の届け先について安佐北区役所に確認した。ところが義援金の受付は9月30日で打ち切ることになったという。これは困った。多くの皆さんの善意が路頭に迷ってしまう。余裕は3日間だが、急いで処理すれば期日に間に合う。ただそこから先はどのような使われ方をするのかさっぱり掴めない。義援金の場合、領収書一枚で終わる。

 

東日本大震災復興支援の義援金の届け先は「(社)日本を美しくする会」(創設者・鍵山秀三郎)に決めている。使途は被災地にボランティアを派遣するバスのチャーター費用としている。義援金の一部が税額控除される仕組みになっている。昨年は全額広島土砂災害の義援金として届けた。今年は不要で打ち切りならチャリティの皆さんの了解を得て関東へ届けたい。

 

義援金を受け付けた役所としても公平な配分となれば簡単ではない。善意が善意として生かされる仕組みにして欲しい。

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