平成27年9月19日(№6848) 友好的平和は夢か

友好的平和は夢か

憲法9条で戦後日本の平和が保たれたというが、冷静に考えてみると世界のエゴイストたちに日本の平和憲法が通用するとは思えない。中国が日本の憲法を尊重して平和的にお付き合いできると思う人はいないだろう。尖閣諸島を巡る日々の攻防を見ればよく分かる。金科玉条の憲法9条など歯牙にもかけない無法国家である。隙を見せればすぐに占拠される。

 

日本が70年も平和を保ち続けられたのは、日米安保条約によってアメリカ側の軍事連合に組み込まれ、自衛隊を創設したからである。やくざと同じ「やられたらやり返す」という軍事行動の原理を担ったからだ。国会周辺を取り巻く反対派は、安保法案を戦争法案と呼んでいる。それは正しいと言えるかもしれない。一朝ことあれば戦争を排除していない。

 

戦争法案は戦争抑止法案になり、その法案が日本国の平和を守ってくれる。戦争する可能性があるからこそ、戦争抑止法案となり、平和が実現される。現在の国際情勢は決して紳士的ではない。中国をはじめヤクザ国家は牙を隠そうともしないで虎視眈々と相手の弱みを探している。お互いが信頼を持てない世界では、そういうカタチでしか平和は保たれない。

 

デモにマスコミも注目し、役立たずの弱小政党らも参加して叫び続けた。多少の紆余曲折はあっても安保法案は可決される。多数決は民主主義の原則であり、民主党の面々が街頭で拳を振り上げたところで、国会で多数の議席を持たないことには希望は叶わない。悲しい平和実現ではなく、憲法9条が生かされるような友好的平和が実現すればこの上はない。

 

国同士が国際条約を結び、経済依存性を高め、文化交流を促進する。当事国がその価値を認め、共有すれば可能になる。

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