平成28年10月25日(№7132) 鳥取の大地震

鳥取の大地震

鳥取県湯梨浜町に妻の親友がいる。10月21日午後2時過ぎ、携帯の警報がわめいて鳥取県倉吉市震度6の地震が起きたと知った。妻がさっそく電話すると「いま外に出たところ、あ! また来た。電話切るよ」との返信。現地の生々しさが伝わってくる。そのときから身体に感じる揺れが189回も続いているという。映像ニュースを見ると古い家ばかりだ。

 

家屋の被害は229棟、避難者は1324人。戦前の建物が多いからちょっとした揺れで崩壊する。特に屋根の棟の崩れが多い。幸い死者はなかったが、これから1週間は震度6の地震が予想される。今回の地震は震源地の鳥取県から遠く離れた場所でも高層ビルなどを大きく揺らす「長周期地震動」の影響がある。今回も大阪の「あべのハルカス」にも影響あり。

 

鳥取県の温泉地帯はこれから秋の観光シーズンだが、熊本でも見られたように観光を受け入れることが出来ない。温泉は配管がずれて湯の供給が出来ない。古い建物は壁や天井が落ちて当分は使えない。余震がまだ続くようだと手をつけることも出来ない。国の重要文化財の文殊堂なども土台に亀裂が入った。余震は家に入ることも出来ない。いつ崩れるのか。

 

倉吉福祉センター駐車場に建つ仮設テントには付近の高齢者が多い。周囲をブルーシートで囲い、コンクリートの上にダンボールなど敷いてストーブなどで寒さをしのぐ。「大きな揺れが来たときのことを考えると家には帰れない」。アスファルトの亀裂など見ると怖い。昔から鳥取の地震は怖いと言われている。1324人の避難者の明日が心配になる。

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