平成28年10月26日(№7133) 横浜スタジアム活況に

横浜スタジアム活況に

日本シリーズは北海道で熱戦を展開している。さすがに日本ハムは北海道では強く広島での負けをお返しして2勝2敗のタイに持ち込んだ。いずれにしても日本一はマツダスタジアムで決まる。黒田にもう一度登板のチャンスがあるかもしれない。DeNAはクライマックスシリーズに初登場、勝利はならなかったが、本拠地の横浜スタジアムが活況を呈した。

 

2011年に110万人だった観客動員数が今季、球団史上最多の193万人超を記録した。DeNAは今季初めて3位になったがずっと最下位の弱いチームだった。一般的にはいい選手がいて優れた監督がいて勝ち続ければ観衆は増えると思われがちだが、DeNAの経営を見ているとそうではないと分かる。運営する企業があってまず社長が先頭に立って動く。

 

アイデアを出し続ける球団であることを内外に示す、結果として動員と売り上げが伸びれば職員の意欲も高まる。3年目にはファンを飽きさせないアイデアが廃ってから自然と生まれるようになった。さらに横浜スタジアムの運営会社を買収、今年1月にTOBが完了した。赤字は年間25億円が15年には3億に圧縮。そして今年は黒字に転換する。お見事だ。

 

球団を買収して5年。これからは親会社の広告塔に留まらず、球団を横浜の文化にしていく構想を立てている。地域に根差した存在になるには長い年月が必要だ。東京五輪では野球とソフトボールの会場となる予定だ。閑古鳥が鳴いていた横浜スタジアムに賑わいを取り戻した経営者、若い池田純社長は再建、再生の役割を果して退任すると発表した。

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