平成28年11月1日(№7139) 二刀流のビジネスマン

二刀流のビジネスマン

日本一になった北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手は、投手としても打者としても一流の成績を残した。新しい年俸は幾らになるのか楽しみだ。子どもの頃の野球はエースで4番と言うのがチーム1の選手の代名詞だった。今では球もずいぶん変わって完投投手も少なくなった。西武の稲尾や中日の権藤、国鉄の金田のような40勝投手は生まれない。

 

大谷選手は投手として21試合登板し10勝4敗、打者としては104試合出場で打率3割2分2厘、22本塁打、67打点の成績は、一流投手、一流打者2人分の実績を、一人で挙げたようなものだ。それでも投手として専念すべきだという論調は依然として強い。行きつくところまで二刀流で進めば、新しいプロ野球選手のモデルを示してくれそうだ。

 

ビジネスパーソンに二刀流を期待するのはおかしいだろうか。各々の専門性を身に付けるべきだという考え方が圧倒的に多い。しかし、零細企業においてあれもこれも出来る人材は有り難い。営業も現場管理もキチンとでき、しかも図面まで作れればこの上はない。何役も出来る人間は多用かもしれないが、会社にとっても顧客にとっても重宝でありがたい。

 

まして大谷選手のように投手としても打者としても一流であれば言うことはない。それぞれの分野で一流でなくても、人並み以上に出来れば言うことはない。それぞれの分野に関心があれば才能が伸びるように手を添えてやるべきだろう。そうすれば会社の全体の能力の総和は大きくなる。専門職化すればその人間がいなくなるとたちまち手を付くことになる。

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