平成28年11月14日(№7152) 免許返納のおすすめ

免許返納のおすすめ

今年になって入院生活が長かったせいか、車の運転を妻から差し止められている。それほど不安はないが会社への往復は妻にお願いしている。近隣の運転では怖くはないが、長距離になると自信がないという。間もなく79歳、元気ではあるが運転免許は返納する年齢になってきた。それでも車の運転が出来ないと日々の暮らしの小回りがきかない。不自由だ。

 

そんな未練を持つ高齢者が多いのか、最近は命に係わる交通事故が多い。12日の午後3時ごろ東京都立川市の国立病院駐車場から乗用車が飛び出し、30歳台の男女各1名をはねた。二人は全身打撲で間もなく死亡。運転していた40歳台の女性は頭を強く打って入院している。運転手は「ブレーキを踏んだが止まらなかった」。警察は回復して更に調べる。

 

最近では80歳台の運転者の事故が多い。24時間運転し記憶のない高齢者もあり、安心して町を歩けない状態だ。警視庁の調べによると全国の交通事故は減少の傾向にあるが、昨年1年間の80~84歳の人身事故は昨年の1,5倍になる10654件で、85歳以上は2,2倍の4241件となっている。何らかの法的規制を加える必要があるのではないか。

 

さりとて健康回復して運転免許がないと困る。個人差があることから一律に返納させるのは困るが、それでは人身事故はなくならない。不自由は承知の上で一定の年齢で区切り、少なくとも超高齢者には免許を与えない方がよい。不自由の解消には僻地までの交通網を充実させることが望ましい。悲惨な交通事故は少しでも減らす施策が望ましい。

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