平成28年11月2日(№7140) 政権交代のハネムーン間もなく終わる

政権交代のハネムーン間もなく終わる

小池百合子都政のハネムーンは間もなく終わる。「創造なき破壊になっていることを知事も気にし始めている。何か前向きなことをやりたい」と言った感じがある。小池知事は20年を「プラン策定会議」を発足させた。初会合では職員に呼びかけた。「都政の様々な課題を掘り起こしてきた。これから方向性を出し、肉付けしていく。英知を結集してほしい」。

 

13年にわたって都知事を務めた石原慎太郎氏。問題は多くあったが庁内のアイデアを汲み上げた「排ガス規制」は印象に残っている。就任時のパフォーマンスは新鮮で都民も好印象を持つ。やがて杜撰になり為すべきことを怠り、都民からも職員からも問題指摘を受けるようになる。築地市場の移転や20五輪の会場計画などは小池劇場として耳目を集めている。

 

外部顧問団の重用する手法も知事の意図通りに動いてくれるのか。「都民ファースト」の政策作りや予算づくりなど、これから口先だけでは済まない大事が多い。小池都政を主導する14人の顧問団が知事の「第3者の目で都政をチェックする」。改革本部も顧問団が主導し、発言力は絶大だ。幹部職員と有力都議との調整で練り上げる旧来の流れは一変した。

 

徐々に浸透する小池流改革がメスを入れ、なれ合いを断つ。「これまでは内輪の議論に偏っていたきらいがある。仕事の進め方を変えないといけない」と局長級幹部は腹を括る。職員がそのように受け止めてくれればいいが、顧問団が知事の代わりに物事を決めたり発言するようでは崩壊する。「知事の了解を得た」とする事項を知事が訂正させる。そんなバカな!

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