平成28年11月23日(№7161) 人生100年時代

人生100年時代

70歳台が若いとは言えないだろうが、あと3カ月もすると人生第4コーナーと言われる80歳台になる。さして蓄えもなく働く馬力もないが、何とか人並みの暮らしをしたいものだ。78歳まで自社で高給を食みながら働いたが、昨年11月から無給になった。それでも普通に働いている人より恵まれている。現在は厚生年金と生命保険の企業年金で生きている。

 

65歳で引退するとして現在の中高年は「計算上95歳までの30年間」を老後として計算しなければならない。そう考えると現在の収入の30~35%は貯蓄しなければ、老後の暮らしが成り立たない。多少無理かもしれないが現役を10年伸ばして75歳まで働けば、老後の貯蓄は10年分少なくて済む。そうすれば貯蓄は18%で済む。これくらいは辛抱のうちだ。

 

日本人の寿命は世界一長い。日本人にこそ真っ先に「長寿化対策」が必要なことは論を待たない。基本的には、①長く働く覚悟をする(75~80歳くらいまで)。②早めに複数の仕事(高齢でも働ける)を確保する。③自分のスキルと健康に時間とお金と努力を投資する。④将来に備えて計算して現役時代に貯蓄する。⑤配偶者などとの家計のダブルインカム化。

 

長寿化社会にあって個人は戦略をもって「柔軟な働き方」をしなければいけない。社会はどうすればいいか。①定年の廃止。②週休3日の普及。③副業解禁の明確化。④確定拠出年金の年齢延長(まず70歳、次に75歳まで)。⑤共稼ぎを容易にする社会的支援。個人は政策を当てにしないで出来る範囲で長寿化に対処する必要がある。長生きできることは幸せ。

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