平成28年12月17日(№7185) 回転寿司の転落

回転寿司の転落

滅多に外食はしないが、結婚記念日に妻の要望で回転寿司を味わいに行った。2年ぶりのことだがいい印象を持っていたので期待した。午後5時半に「寿司○○」の駐車場に乗り入れたが、大半が空いており違和感を持った。2年前は同じ時間、同じ時期だったが、満車でしばらく待った。「ラッキー」と喜んだが、回転寿司は少し待つくらいの方が美味になる。

 

カウンターはがら空きですぐ注文を取りに来た。「汁物」「茶わん蒸し」の注文と、本日の特売品の説明だった。悪い癖だが椅子に座ってゆっくり周りを見回した。第一印象は別の店と言う感じだ。威勢のいいねじり鉢巻きのおばさんたちはいない。寿司を握る若者も少ない。商品札は回っているが、寿司が見えないから寂しい。界壁があり伝票が渡しにくい。

 

妻は「6時にならないと客は来ない」と言っていたが、残念ながら外れた。寿司ネタが小さくなって貧弱、上級品(500円以上)がない、全体に品数が3分の1程度になっている。予約客も入ってきたが席は埋まらない。従業員が少ないからちょっとしたことでも待たせる。折角の繁盛店をどうして閑古鳥を鳴かせるのか。ここまでの変化は経営方針によるもの。

 

繁盛させるには時間が掛かるが、売れない店にするには時間はいらない。会社で様子を話した。何かのついでにあの店はダメだと言うだろう。お客の口ほど怖いものはない。あっという間に店を潰す。二度と来ることはないと妻は言った。同感である。折角の結婚記念日に悪い思い出が出来た。後悔している。家庭料理に勝るものはない。わが社も顧みたい。

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