平成28年12月8日(№7176) 孫正義 破顔一笑

孫正義 破顔一笑

ソフトバンクの孫正義社長は6日、米ニューヨークでトランプ次期大統領と会談し、「今後4年間で米国のベンチャー企業などに5兆7千億円を投資し、5万人の新規雇用を創出する」と表明した。安倍首相との会談にもびっくりしたが、孫社長の表明はトランプ氏を喜ばせた。トランプ氏は米国での雇用確保を重視、企業との直接談判を厭わない姿勢を見せている。

 

メディアの論調はトランプ氏に批判的な面が多かったが、当選以来の言動を見ると型破りながら日米の関係にマイナスにはならないようだ。トランプ氏の当選でおおむね歓迎ムードだった中国は、最近の言動で当てが外れたようだ。中国は当初トランプ氏が対立を回避して経済を重視していると見ていたようだが、その見通しを裏切る事態が続々現れている。

 

台湾の蔡英文総統と電話で協議し、米台の緊密な結びつきを確認した。これは1979年に米台断交以来、初めてのことである。中国側は「『一つの中国』政策が中米関係の基盤だ」と抗議したが、「我々は同盟国を支援しなければならない。中国が嫌がっても無視すればいい」。「中国は南シナ海の真ん中に巨大な軍事施設を建設していいかと尋ねたか。それはない!」

 

トランプグループの批判は各所で厳しい。「民主的に選ばれた指導者からの電話を受けることが挑発とは思わない。挑発と批判するのは侵略者だ」。選挙で指導者が選ばれる訳ではない中国を当てこすり、侵略者扱いをしたとも取れる発言である。アジアの平和と繁栄をアメリカが望むなら、中国問題に積極的に関与し、中国の力を相殺する強力な同盟が必要である。

 

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